セーム・シュルト2連覇

正直言えば、大昔のアンディ・フグやベルナルド、全盛期のアーツやバンナの華やかさやインパクトは無いし、ホーストボンヤスキーのようなうまさも感じられない。完全に体格と絶対的なフィジカルの強さだけで勝ってしまった、つまらないチャンピオンと言える。それに勝てる技量を持っている選手が今のK−1にはいないと言うのが現状であろう。一応、ピーター・アーツを、ホースト的な存在として、シュルトの対局としようと言うストーリーしか展開できないのがK−1という興業が頭打ちになっている要因であろう。そより、あの無意味な会場の派手派手しい舞台装置はいかがなものか?セロが出たってそのおどろおどろしい舞台のセットには、マジックだってかすんでしまう。それと、あのマネキンみたいな微動だにしない美女軍団(苦笑)は、大昔、天知茂版の明智小五郎シリーズにおける、エログロなシーンを彷彿とさせる強烈なものであった。まぁ、▲▲×××*1と同じく学会色の濃い団体であるから、この手のけばけばしいまでのゴージャス演出はお手の物なのかも知れない

*1:2006年版「氷点」の主役。アメトークでタレントスカウトキャラバン優勝の映像が流れた際、本名が読み上げられた所を消されていた女優。id:REDDEVILS:20061122:p1のコメントを参照 この日記では彼女のことは▲▲×××としばらくは表記する予定(爆)