ある評論家のじゃれごと

以前、小沢遼子の戯言について言及したことがあるが、この前8/11(金)の「森本毅郎スタンバイ」で、またしても自分のことを棚に上げて、サッカーを絡めた日本人論を展開していた。「改革をやり遂げるには、しつこいほど一般の人に説明して同意を得るような、粘着質な性格でなきゃ出来ない。でも、日本人の「まぁいいか」気質では、飽きられてしまいうまくいかない」という論陣を張り、田中康夫オシムを標的にしてコメントしていた。とりわけ、オシムの場合は「走るサッカーやら、考えるサッカーなんて出来っこない」「選手達は、わからないから一生懸命やっているふりをしているだけで、ごまかそうとしている」と否定モードであった。最後には「オシムが最後まで粘着質にやり通すことが出来るか見物だ」と反語的な表現で皮肉めいたコメントで締めた。自分たちが改革できなかったから、ほかの人間は出来っこないという、失敗を学ばす、他人行儀に考えてしまう、こういった人たちは、いち早く表舞台から退場して頂きたいと思う次第である。