山本圭一(圭壱)吉本解雇の件

勝谷誠彦が「芸能界の近代化」「人が商品(財産)の芸能プロダクションが、反社会的行為のタレント(商品)を解雇(リコール)するのは至極ごもっともなこと」「ほかの『ガリバー』プロダクションだったら、隠蔽したり、擁護してしまう」と本人曰く「所属事務所のことを自画自賛」していたのだが、まったく、本人のマネージャーが絡んでいた「島田紳助の件」における玉虫色てきフェードアウト解決のことを、知っていてのこの発言だと思うと、ちゃんちゃらおかしくてしょうがない(苦笑)。
おそらく、解雇までいったのは、横山やすしの件のように立て続けにトラブルが重なり「我慢の限界」という意味もあるであろう。ただ、吉本のなかではこの事件が立件され単なる「暴行」ではなく、その前に「婦女」もしくは「準婦女」という冠詞がついてしまい、山本圭壱「さん」が「タレント」「所属芸能人」といった「島田紳助」的表記でなくはっきりと「容疑者」となってしまうと言うことを見越しての決断のような気がしてならない。それと、これだけでは収まらない、すなわちあちらこちらから「告発」されてしまわないかという懸念もあるのかもしれない。すなわち、函館以外の「余罪」を警察はキャッチし、吉本も把握しているということだ。そうなると「軍団・山本」の存在が今後のキーパーソンになると思う。それと、山本圭一のテレビにおけるキャラクターから察するに「自分だけでやったわけではない」と警察に言い訳がましく言って、余計なところに火の粉が降りかかる可能性もあるような気がする。加藤浩次の「号泣謝罪」の後に注目しているのは、やはり、ナインティナインのオールナイトニッポンでの岡村隆史の立ち居振る舞いであろう。「中絶騒動」直後における「めちゃイケ」で酔いつぶれた岡村&山本の「傷のなめ合い甘噛みトーク」のぐだぐだぶりを見ているものとしては、「被害届を出した女性」及びその関係者に噛みついてしまわないか心配である。
追記:http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/sports/other/11354/
あまりにも唐突というのが、率直な感想である。「潔い」「清廉潔白な欽ちゃんらしい」「厳しすぎる」「ほかの選手が可哀想」という賛否両論があるようなのだが。。。一番引っかかっているのは「山本だけの問題ではない」という監督の発言である。これを「自らの監督不行届に対する自戒を込めて責任をとる決断」ととらえることもできるのだが。もしかしたら、山本圭一以外の選手が関与しているのではということがよぎっている。監督が函館西署から色々と聴取された(山本圭一本人のことや彼の交友関係について)可能性もなきにしもあらずである。これで、「複数犯」という方向になってしまえば、益々「軍団・山本」は肩身の狭い思いになってしまうであろう。