久々のプレミア三昧

おそらく、去年は色々な意味でそれどころではなかったので、1年以上ぶりのことである。

マンチェスターダービー シティー3−1ユナイテッド

ともかく、自分が見たマンチェスターダービーでユナイテッドが勝った試合を見た記憶は全くと言っていいほど無い(苦笑)。ちなみに、id:REDDEVILSというのは、もちろんマンチェスター・ユナイテッドが好き「だった」から付けた名前で、そこらへんのいきさつは、http://d.hatena.ne.jp/REDDEVILS/20030727を参照と言うことで...
で、別にユナイテッドのファンを辞めるという気は無いのだが、もう、あの輝きを取り戻すのにはかなり時間がかかるなぁと感じる試合内容であった。とりあえず、アレックス・ファーガソンは「勇退」する気がないのなら、追放するくらいのことをしてほしいのだが、雰囲気的には「長嶋茂雄」的な扱われかたになっており、腫れ物に触るような感じで手をこまねいているとうにみえてしょうがない。マルコム・グレーザーというアメリカ資本の買収というのが、ある意味「イングランドのサッカー文化を守る」≒「サー・アレックスを擁護する」という空気が地元に染みついてしまっているのかもしれないが、もうそんなことは言ってられないであろう。とりあえず、この試合のMVPはDFとして全く機能しなかったシルベストルにある意味贈呈したい(辛口)。それと、今のユナイテッドには「中盤」という言葉は存在しないという認識でよろしいのでしょうか(辛口)。クリスチアーノ・ロナウドの我を張ったプレーは、百歩譲るとして、ライアン・ギグスがあそこまで老いてしまったのには愕然としてしまった。これで、ルーニーファン・ニステルローイが嫌気をさして新天地を求めなければよいのだが...まぁ、シティーのバッセルやシンクレア、最後においしいところを持っていったロビー・ファウラーいぶし銀なプレーが光っていたのも、良かったのだが...

アーセナル7−0ミドルズブラ リバプール1−0トッテナム

ザッピングしながら見ていたのだが、メインで見ていたのは、赤と白の伝統のクラブ同志の対決(リバプールvsスパーズ)であった。なぜか知らないが、昔から、ロンドンのサッカークラブと言えば真っ先に思い浮かぶのはアーセナルでもチェルシーでもなく、トッテナムである。なんか、あの白いユニフォームがロンドンの伝統とリンクしてしまっているのかもしれない。でも、見応えのある試合であった。ストライカーとゴールキーパーの真っ向勝負と言っていい、シュートの打ち合いとそれをしのぐファインセーブ合戦、ダービッツ、ジェラード等の中盤での凌ぎ合い等、コレがイングランドサッカーの醍醐味かなと感じた試合であった。まぁ、おいしいところはハリー・キューエルが持って行ってしまったのだが(笑)。
アーセナルの「ゴールショー」は、ボロのざるディフェンスがあってこその結果であって、これでアーセナル復調と言うのは、時期尚早であろう。まぁ、マンチェスターユナイテッドよりはましではあるが...