母の入院

今、うちの母が入院している三田の方の病院へ見舞いに。病室から東京タワーや、汐留のビル群が見えるビューポイントで入院している。去年の秋、上顎歯肉ガンが発覚、リンパ腺に転移しておりすぐ除去する手術が必要と言われ、12/18に12時間もかけた手術で大半のガン細胞を除去。とりあえず肺や内臓に転移していないので一安心であった。しかし、リンパ腺に残っていたガンが悪さをして、口の中に米粒大のおできが出来、それを除去する手術のため1週間ほど入院している。手術は無事成功。母の方は「人生60年生きれば十分」といたって平気な感じである。そんな姿を見ていると竹中労が晩年末期ガンにかかってしまったとき、雑誌の対談(確か、文春でのデーブ・スペクターとの対談だったはず)で話していた「ガンとは戦っちゃぁいけないんです。長くつきあおうという心持ちでいないと」という言葉を思い出した。そんな感じで入院生活が暇でしょうがないというぼやきを聞きながら、面会時間を過ごしていた。