さんま&SMAP美女と野獣のクリスマス10周年

来週がCXでのSMAPドラマと言うことはあっても1週間も早いクリスマス番組というのはなんともびみょ〜である。番組本体としては、SMAPの女性フェチネタ(今回で言えば女子校での規則を作るとしたら)での女性観客ゲストからの大ブーイングという光景は、お約束ネタとして確立したようである。それと、今回はハプニングを仕掛けてさんま&SMAPの「素」を検証すると言っていたが、一番のハプニングは清原和博の存在だと思ったのだが...。てっきり、テロップで「清原選手には、スタジオの音声をわざと2分間遅らせて流してあります」と流れてハプニングの一環だと思った。どうやら、このハプニングは清原和博が、契約に当たってぞんざいな扱いをされた恨みをはらすため日テレ本体に仕掛けたのかもしれない。とばっちりを受けたさんま&SMAPはおいしいネタだったとはいえ、いい迷惑かもしれない。本物のハプニングで言えばその清原和博の影響を受けた「おなら」ハプニングは不発。メインとも言える停電ハプニングでは、明石家さんま木村拓哉は声を張り上げて存在感をアピールするという古典的な手法で乗り切ろうとしていたのに対し、片岡飛鳥組に色々と仕掛けられてどっきりネタにこなれてしまった中居正広が、小池栄子等にちょっかいを出していたのを見ると、明石家さんまが、後輩芸人ではなく、中居正広に全幅の信頼を置いてしまうと要因がここにあるような気がしてならなかった。
実際一番の注目は、小池栄子MEGUMI佐藤江梨子の3ショット共演であった。このキャスティングが、例の「お家騒動」前に決まっていたのか、後に決まっていたのかで、この意味合いは大きく変わる。個人的には、後者のお家騒動後あえて事務所の分かれる3人を共演させたように思う。この共演で、「分裂するが、ビジネスライクとしては共演させても何ら問題はないですよ」というパフォーマンスにみえてしまった。しかし、事務所の分かれる小池栄子MEGUMIは同じポジショニングと言うことなのでお笑い怪獣やSMAPに絡もうと必死だったのに対し、晩年の川村亜紀のごとくやる気のなさ光線がびんびんに出ていた佐藤江梨子の好対照な姿が印象的であった。
ちなみに、お笑い怪獣はいまだに木村拓哉を「キムタク」と呼んでいた。